30年ほど前、ロンドンの骨董屋で入手した上下青色の型押しガラスのピラミッドサイズのフェアリーランプ。台座にはCOLLONATION MADE IN JAPAN、王冠のマークの刻印がある。
1911年6月イギリスの新国王ジョージ5世と王妃メアリーのCOLLONATION(戴冠式)はウエストミニスター寺院において盛大に行われた。この大英帝国の戴冠式を記念して作られたランプがなぜ、日本でも作られたのか。日本国内では見つかっていないので、すべて外国向けに作られたのか、未だに解らずにいる。
1996年3月出版の自著、ヴィクトリア時代のフェアリーランプの48ページに掲載している。
現在は、広島県下蒲刈町の「あかりの館」の所蔵品になっています。
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