京都祇園らんぷ美術館は京都八坂神社の南隣にあります。
和洋の石油ランプ、吊りランプ、壁掛けランプ、台ランプ、フロワーランプ、座敷ランプ、豆ランプ等々、800点以上が館内所せましと陳列しています。
京都祇園らんぷ美術館とは
ロンドンで16年に渡り骨董店を営んでいた、難波美術道具店の店主、難波氏が40年以上かけて収集された和洋の石油ランプが多数あります。
イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー等々、ヨーロッパの国々からやアメリカ製の洋ランプ及び日本製の和ランプが2階、3階の展示室に数えきれないほど詰まっています。
石油ランプだけでなく、西洋の前石油期のランプ、モデラトールランプ、シナンプラランプや日本製の無尽灯、万年灯など、貴重なランプも多数あります。
図録 イギリスのランプ
京都祇園らんぷ美術館所蔵のイギリスの代表的な、
- ウェッジウッド窯
- ロイヤルウースター窯
- ドルトン窯
- イングリッシュカメオ
- ネルシーガラス
の台ランプ。
32点のカラー写真とそれぞれの解説付き。
難波敏彦 発行所 京都祇園らんぷ美術館 2021年発行 定価 2800円
京都祇園らんぷ美術館では、今までに和ランプの図録は、
- 第1集吊りランプ
- 第2集台ランプ
- 第3集座敷ランプ
- 第4集特撰のランプ
の4冊が既に発行されています。
京都祇園らんぷ美術館見学しました
昨年11月下旬に紅葉の京都をめぐりました。京都は1年中いつ行っても楽しめます。特に春の桜、秋の紅葉は見事です。まずは円山公園を散策し八坂神社に参拝した後、南門のすぐ横にある京都祇園らんぷ美術館を見学しました。
難波美術道具店横の入口から入り入館券を買い、階段を上り2階に入ると、まず大きな吊り灯に圧倒され壁面のガラスケースの中にぎっしり詰まった外国製のランプや日本製のランプに目を奪われます。一つ一つじっくりと見ていくと時間を忘れてしまうほどです。
フランス バカラ製フェアリーランプ
3階にも小さな可愛い豆ランプや座敷ランプ、背丈ほどのフロワーランプがたくさんありました。そのランプの中に、フランス製バカラガラスのフェアリーランプを1つ見つけました。たくさんのランプの中で見落してしまうぐらい小さなランプですが、このらんぷ美術館に有ってうれし限りです。
入館料・時間・休館日
入館料と休館日は以下になります。
入館料
入館料は、
一般 | 500円 |
中~高校生 | 300円 |
時間
開館時間は10:30~17:30
但し、入館時間は17:00までです。
休館日
休館日は水曜日です。
祝日の場合は翌日になります。
臨時休館もあります。
電話でのお問い合わせは、
075-525-3812
住所と地図
京都祇園らんぷ美術館の住所は、
〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側540−1
地図は、
京都祇園らんぷ美術館・まとめ
世界中の人々を魅了する京都、一年中いつ行っても満足できる京都、こんな素敵な町の八坂神社のすぐ近くにある京都祇園らんぷ美術館、京都旅行の合間にちょと覗いてみれば、一見の価値はありますよ。